5月5日、こどもの日。
ゴールデンウィークもそろそろ終わり、という時期。連休が続くと頭を悩ませるのが食事です。
献立に悩むときには行事食をそのまま採用するのがおすすめです。
端午の節句の行事食
端午の節句は子どもの成長や子孫繁栄を願う行事なので、それに因んだ食材が選ばれます。
今回は
- 兜煮、兜焼き
- 出世魚
- 鰹(かつお)
- 筍(たけのこ)
を紹介します。
兜煮、兜焼き
魚の頭の部分をつかった料理、兜煮や兜焼きがあります。
五月人形の“かぶと”に因んだ料理です。
めでたいの語呂合わせで、鯛(たい)のお頭がおすすめです。
料理がダイナミックになり、写真映えもしますのでぜひ取り入れてみてください。
出世魚
「立派に成長して出世してほしい」という願いをこめて、出世魚を使ったメニューも人気です。
出世魚として有名なのはブリやスズキです。
ブリは煮付けや照り焼きに。ブリ大根もいいですね!
スズキはムニエルや蒸し物がおいしいです。
出世魚はどんな魚がいるの?
成長に伴い出世するように、と門出やお祝いの席でよく使われる出世魚。出世魚にはどんな魚がいるのでしょうか。出世魚とは成長するにつれて名前が変わる魚のことを“出世魚”と呼びます。昔の日本では、元服(成人の儀式)...
鰹(かつお)
五月人形の鎧兜を見てもわかるように、端午の節句は武士に好まれた行事です。
かつおを食べて“勝つ男”になる。
まさに武士が好きそうなダジャレです。
かつおをたくさん食べると強くなれるかもしれません^ ^
筍(たけのこ)
たけのこは成長スピードが早く、すくすくと伸びるイメージから子どもの成長を祝う行事でよく使われます。
この頃に旬を迎えるたけのこ。
炊き込みご飯やお吸い物など、料理のバリエーションが多いのもうれしいですね!
まとめ
食事に取り入れやすい行事食を紹介しました。
こうして見ると端午の節句はお魚料理ですね!
ほかには和菓子の行事食もあります。
こちらも参考にしてみてくださいね^ ^
【端午の節句】こどもの日に食べたい和菓子
5月5日、こどもの日。子どもの成長や子孫繁栄を願う行事ですね。鎧兜やこいのぼりを飾るご家庭も多いことでしょう。五月人形には和菓子をお供えしてはいかがですか?端午の節句の行事食〜和菓子編〜兜煮などの行事食を楽...
和食でたのしむ五節句【行事食まとめ】
“節供”の字を使うこともありますが、“節句”のほうが馴染み深いですね。中国から伝わった“節句”は5つあります。五節句すべて言えますか?人日(じんじつ)の節句上巳(じょうし)の節句端午(たんご)の節句七夕(たなばた)...