夏も近づく八十八夜〜♪
この歌のタイトルは「茶摘み」です。
八十八夜と茶摘みにはどんな関係があるのでしょうか。
八十八夜とは
立春の日から数えて88日目の日。
この日には、種まきや茶摘みをします。
八十八夜の数日後には立夏。つまり、八十八夜は“夏の準備を始める日”なのです。
八十八は重ねると「米」の漢字になりますね。また、末広で縁起の良い「8」が重なる日として、農業の方を中心に広まりました。
このことから八十八夜に農業の神事が行われることもあります。
八十八夜はいつ?
2020年は5月1日です。
多少の変動はありますが、5月1〜3日が多いです。
八十八夜の新茶を飲むと長生きできる
これは昔からの言い伝えです。
新茶の季節、つまり八十八夜の頃に摘まれたお茶が一番茶なのです。
八十八夜に摘まれるお茶は新芽(しんめ)は栄養価が高く、香りもよいと言われています。
八十八夜に摘まれた新茶を飲んで健康を維持したいと願い、このように言い伝えられたのでしょう。
茶摘みの時期は気候などにも影響を受けるます。そのため、毎年八十八夜に行われるわけではありません。4月中旬〜5月上旬が多いようですね。
お茶の栽培が盛んな地域では八十八夜の頃(ゴールデンウィークあたり)に新茶が振る舞われるイベントが開催されることもあります。
また、5月下旬あたりにはペットボトルのお茶にも「新茶」や「一番茶」の記載がある限定商品が販売されます。
この時期しか飲めないお茶ですので、手にとってみてくださいね^ ^
まとめ
新茶と言っても、銘柄によって味も香りもちがいます。
お好みのお茶を探す旅に出るのもいいですね!
ゴールデンウィーク真っ最中でお疲れ気味のことと思います。
新茶を挿れてゆっくりとしてくださいね。
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