たとえば飲食店でメニュー表を見たとき。
スーパーで買い物をしているとき。
気にしていなくても何気なく読み込んでいるものです。
そういえば、、、
『おかず』はいつもひらがなで表示されているような気がしませんか?
今日のおかずはコレ!と書かれたポップや、このなかからおかずを2品選んでくださいというメニューとか。
いつもひらがななんです。
『おかず』の漢字はないのか…?
実はあなたもよく知っているあの漢字を使って『おかず』と読むのです!
『おかず』を漢字で書くと…?
御菜そうなんです、“菜”の漢字を使って『おかず』と読むのです。
iPhoneで『おかず』と打ってみると予測変換のなかに御菜という漢字も出てきますので試してみてくださいね(^^)
なんでこの漢字…?
“菜”の字にどんなイメージがありますか?
野菜を思い浮かべた人が多いのではないでしょうか。
摘み取って食用にする草などの意味があります。
野菜のほかにも“菜”がつく言葉があります。
- 主菜
- 副菜
- 惣菜
- 一汁三菜
見たことありますよね!
主菜とはメインのおかずのこと。肉や魚などのタンパク源となります。
副菜は野菜やきのこなどを使ったおかずのことで、ビタミンやミネラルを摂取できます。
スーパーの惣菜コーナーをイメージしてください、あそこに並んでいるものは『おかず』ですよね!
御菜の漢字に違和感は消えたのではないでしょうか(^^)▶︎ 『魚のおかず』をサブスクしてみる
もうひとつ書き方がある?
『御菜』のほかに『御数』の漢字を使うこともあります。一汁三菜という言葉にもあるように、日本の食事では一品ではなく複数のおかずを用意する習慣があります。
“数々取りそろえる”の意味から御数と表現する場合もあるようです。
まとめ
普段はひらがなで書くことの多い『おかず』ですが、漢字の意味を知れば納得できるものだと思います。
とは言え、この漢字をサッと読める人は少ないのでしょう。
食育だよりなどのクイズに取り入れてみてもいいかもしれませんね。
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